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ブログ/不妊

内膜も卵も悪くないのに着床しない・・・

「内膜の状態も卵の質も悪くないのに、なかなか着床しない・・・」

不妊治療や妊活をしている方の中には、内膜の厚さやホルモン値、卵の質も問題がないのに、なぜか着床しない…というケースがあります。

実は、こうした場合の一部には、「自律神経」「免疫の働き」が関係していることがあります。


妊娠には「免疫の切り替え」が必要

私たちの体には、外から入ってきた異物を攻撃して守る「免疫」という仕組みがあります。
ところが妊娠時には、この免疫の働きが一時的に抑えられる必要があります。

受精卵は遺伝的に半分がお父さん由来のため、体から見ると“自分ではないもの”=異物として認識されることがあります。

それでも攻撃せず受け入れられるのは、「免疫寛容(めんえきかんよう)」という反応が起こるからです。
これは、受精卵を異物とみなさずに受け入れるための自然な働きです。


自律神経が乱れると、免疫寛容が働きにくくなる

ストレス・疲労・睡眠不足・冷えなどによって自律神経のバランスが乱れると、この免疫寛容がうまく働かなくなることがあります。

その結果、体が受精卵を異物とみなし、着床がうまくいかない、あるいは着床しても維持できないという状態につながることがあります。


鍼灸でできるサポート

鍼灸には、「体性内臓反射(たいせいないぞうはんしゃ)」という身体に本来備わっている反射の仕組みを活かして、自律神経の働きを整える作用があります。

自律神経のバランスを整えることで、
✔ 免疫の働きを安定させる
✔ 過剰な防御反応を抑え、受精卵を受け入れやすくする
✔ 子宮内の血流を改善し、内膜の状態をサポートする

といった変化が期待されます。


着床しにくい原因は「見えないバランス」にあるかもしれません

内膜の状態や卵の質が良好でも、自律神経や免疫のバランスが乱れていると妊娠が成立しづらくなることがあります。

鍼灸で自律神経と免疫の働きを整えることは、着床のサポートとして非常に有効なアプローチです。

「検査では問題がないのに妊娠しない」
「毎回着床しない、もしくは初期流産が続いている」
そんな方はお気軽にご相談ください。

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